北欧諸国の政府
選挙制度は比例代表制で、一院制である。選挙権、被選挙権は18歳以上。任期はいずれも4年である。
選挙では主に社会経済の対立軸(大きな政府対小さな政府)で争われる。北欧五党制においては、大きな政府陣営(共産主義政党、社会民主主義政党)と小さな政府陣営(自由主義政党、重農主義政党、保守主義政党)である。しかしオイルショック以降は環境政党等が台頭してきた。またソビエト連邦崩壊後は、共産主義政党が党名変更する場合が相次いだ。大恐慌以来、社会民主主義政党の勢力が強く、優位政党として政権運営の大半を担ってきた。
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単独過半数を制する政党が滅多に出ないため、常時連立政権(閣外協力を含む)である。北欧諸国は政権を争う場合には二陣営に分かれるのに対して、実際の政権運営は陣営を超えて中道政党(社会民主主義政党、自由主義政党、重農主義政党)による実質的支配が続いた。これにより政権交代を越えて福祉国家の維持拡大が担保されてきた。
この中道政党の政策連合が赤緑連合(赤土連合あるいは赤白連合)である。つまり北欧の福祉国家とは労働組合だけではなく、自営業者、ホワイトカラー、農家からの要請で成立したのである。